カブトムシの育て方、蛹から成虫の段階で大事なこと

 

カブトムシを飼っている人にとって、蛹から成虫へのステップ、すまり羽化は最後の難関です。ここで失敗すると、そこまでの苦労が水の泡になってしまいます。

 

そして、羽化の時には気をつけなければならないことがあります。このステップは非常に気を使うステップです。


 

蛹を作ってから羽化までの期間

カブトムシは、蛹になってから1ヶ月から2ヶ月半くらいで羽化します。蛹の期間の長さは温度が大きく影響します。温度が低めですと、蛹の期間は長くなります。

 

また、同じ温度で飼っている数匹の中でも羽化までの期間は違うことがあります。これは雌雄差、個体差によるものです。小さい個体やメスは同じ温度条件であっても、羽化が早い傾向にあります。

 

おおよその目安は、15度から20度の温度で2ヶ月から2ヶ月半、20度以上ですと、1ヶ月から2ヶ月で羽化します。

 

羽化直前になると、オレンジに近い色をしていた蛹が黒っぽくなり、やや縮みます。この段階になると、羽化は秒読みです。

 

羽化の前に準備しておくこと

羽化直前の蛹はあまり触らない方が無難です。触ったりすると、羽化後に影響が出るリスクがあります。

 

カブトムシは基本的に地中で蛹になります。蛹はちょっとした洞穴のような所にあります。これは蛹室と呼ばれ、野生でも幼虫はこの穴を作って蛹化します。

 

この蛹室の中に余計なもの、ゴミと、ダニ、などなどがあると、羽化後に影響が出たり、伺うまくいなかったりする原因となります。これを羽化不全と言います。

 

羽化直後のカブトムシは非常に繊細

羽化した直後のカブトムシは、体全体が柔らかいため、触るのは非常に危険です。蛹室から引っ張り出すなどは避けて、しばらく見守りましょう。

 

羽化直後の白い羽の時にはうかつに触ると、羽の部分が痛んだりします。白い羽が少しずつ着色され、見慣れたカブトムシの色になっていきます。

 

しかし、カブトムシの体全体で考えると、この段階でもカブトムシはまだまだ未成熟です。

 

羽化した直後のカブトムシは、野生でも地中にいます。ある程度成熟したら地表に出てきます。

 

色が成虫の色に変わったとしても、体の中はまだ未成熟です。例えば、まだ消化器官が未成熟なのでエサを食べませんし、飛翔もしません。そして、交尾行動も行いません。

 

おおよそ、1週間くらいかけて、カブトムシは体全体が成熟します。

 

蛹から成虫へのステップの時には、個別管理すること

個体間で羽化のタイミングにもズレがありますし、成熟の時期にもズレがありますので、蛹のカブトムシは1匹ごとに個別管理した方が良いでしょう。

 

つまり、1つの容器に1匹の蛹、という形で羽化を待った方が良いと思います。

 

もし複数個体を1つの容器で飼育すると、先に成熟した個体と、未成熟の個体がケンカをすると、未成熟の個体は致命傷を受けやすく、未成熟なメスがオスと交尾すると、内臓に致命傷を受けてしまうことがあります。

 

せっかく蛹まで育てたカブトムシです、ここはめんどくさがらずに個別に飼育して、丈夫な成虫にしてあげましょう。

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